松川は、下流のいたち川とともに、かつての神通川の本流跡です。

神通川を天然の外濠として、富山藩10万石(百万石で知られる加賀藩の支藩)の富山城がありました。

江戸時代から明治初期にかけて帆船が行き交い、最大の通商路となっていたほか、日本一の船橋が架けられていました。

名産のますのすしもこの場所で生まれました。

滝廉太郎が子どもの頃遊んだ場所でもあり、ノーベル賞を受賞された田中耕一さんの通学路でもありました。


「越中之國 富山船橋之真景」松浦守美(1824〜1896) (株)源 所蔵

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富山観光遊覧船のHPの「読み物」コーナーで、月刊グッドラックとやまに掲載された記事を中心に、松川に関する様々な記事を掲載しています。