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 上写真のこの船は、鵜養(うかい)船です。
大正2(1913)年、北陸本線の米原〜直江津間の全線開通を記念し、
現在は富山いずみ高校となっている場所(富山市堀川小泉町)で、
一府八県連合共進会(内国勧業博覧会と並ぶ、明治政府の産業を奨励する政策イベント)が
開催されたのですが、その時の催しに使用されたようです。
 右手奥に見えるのは、共進会にあわせて富山駅と会場を結ぶため同年に竣工した旧桜橋。
橋長80間(約144m)、幅19尺5寸(約5.8m)でした。
この橋に併設して、日本海側で初めて開業した路面電車の専用橋も架けられました。
その後、昭和10(1935)年に橋中央に路面電車の複線軌道を設けた、現在の桜橋が架けられました。
 明治16(1883)年5月9日に石川県から独立して富山県が誕生し、
県庁舎は富山城の旧本丸御殿が使用されました。
しかし、明治32(1899)年の大火で焼失し、明治33(1900)年に
富山城址内に上の写真のような県庁舎が建設されました。 
 明治42(1909)年になると、その隣(旧西ノ丸)に
県会議事堂(2代目、初代は本丸御殿と同時に大火で焼失)(下の写真)が竣工しました。