富岩運河周辺の見どころ
国指定重要文化財 中島閘門
中島閘門は、富岩運河の河口から約3.1km上流に位置し、約2.5mの水位差を二対の扉で調節するパナマ運河式の閘門です。扉は珍しいリベット接合(約15,000本)となっています。

もともとは、1934(昭和9)年に竣工しましたが、時代の変化で使用されなくなっていました。1997(平成9)年から、富山県では改修工事を始め、1998(平成10)年に復元が完了しました。

1998(平成10)年5月1日に、昭和の土木建造物としては全国初となる「国登録有形文化財」に指定されました。

[中島閘門の構造と閘門航行のしくみ]

富山薬学専門学校跡
奥田寿町公園に官立富山薬学専門学校跡の碑が立てられています。

馬場記念公園
東岩瀬の廻船問屋・馬場はるさんの寄付金をもとに大正12年に設立された旧制富山高等学校(現・富山大学)があった場所です。

国指定登録有形文化財「牛島閘門」
富岩運河といたち川の間に建設された。川船が運航できるよう約60cmの水面の高低差を調節します。平成13年に復元されました。